みずみずしく、なめらかな肌へ。
敏感肌でも使いやすいレチノール誘導体配合美容液
配合成分と量にこだわり、安全性と効果の両立を実現しました
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- 刺激性が低く、安定した効果を発揮するレチノール誘導体「レチノイン酸ヒドロキシピナコロン(以下、HPR)」を採用
- 一般的なレチノール(ビタミンA)成分の弱点は
・成分が不安定なため、空気で劣化しやすい
・紫外線に当たると変質し、肌に刺激を与える
・効果を発揮するために、肌の上でレチノイン酸に変換される必要がある。変換することで肌に刺激を与えたり、効果が一定的に発揮されない場合がある。
この弱点を補い、効果や特長を生かした成分が、HPRです。
刺激性が低く、効率的に効果を発揮します。
・安定性が高く、変質しにくいことで、安定した効果を発揮する
・紫外線による分解がされにくいため、肌への刺激性が低い
・変換せず、塗布した状態で直接効果を発揮するので、効果を実感しやすく、刺激を起こしにくい
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- 肌に塗る時まで安定した効果を保つ【1回1包の完全個包装】
- レチノモイスチャーは、劣化しにくいレチノール誘導体を採用するだけでなく、1包ごとの個包装を採用しました。
開封する瞬間まで成分が劣化することを防ぎ、安全かつ安定した効果を発揮します。
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- イノシトールとグリチルリチン酸ジカリウムを配合【敏感肌・乾燥肌でも使いやすい】
- さらに、以下の成分を配合し、敏感肌・乾燥肌の方でもお使いいただきやすいように開発しました
・イノシトール
・グリチルリチン酸ジカリウム
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- 第三者機関によるパッチテスト・スティンギングテスト済み
- ・24時間閉塞パッチテスト済み ・スティンギングテスト済み ※すべての方に皮膚刺激や皮膚トラブルが起こらないということではありません。
こんな方におすすめ
- 肌をなめらかに整えたい
- 肌にハリツヤが欲しい
- レチノールを試してみたいが刺激が不安
- 続けられるレチノールを探している
使用方法
レチノモイスチャーは、夜の使用を推奨しています。
安全に使うためにご使用前に必ず 「パッチテスト」を行ってください。また、パッチテストで問題がなかった場合は「ご自身の肌にあった間隔」でご使用ください。
パッチテストの方法はこちら
※素肌への使用がもっとも効率的です。
※薬用シルキーホワイトエッセンスと併用する場合は、効果を優先させたい方を先にご使用ください。
※保湿・紫外線対策の基本ケアは徹底してください。
使用間隔
・最初の2包:3日おきの夜に使用
・次の2包:異常がなければ 2日おき
・ その後:肌の様子を見ながら 自分に合うペース に調整してください。
※赤み・かゆみ・痛みが出た場合は一度中止してください。
配合成分
ミネラルオイル、パルミチン酸エチルヘキシル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、グリチルレチン酸ステアリル、ヒアルロン酸Na、イソステアリン酸、水、フェノキシエタノール
よくあるご質問
社内および49名のコラボレーターの使用結果では、4〜5日目で変化を感じたという声が多くありました。
ただし、使用頻度や肌状態により個人差があります。
はい。ただし、1包を使い切ることが基本のため、余った場合は翌日に持ち越さず、身体の気になる箇所などに塗布し、使い切ってください。
はい、効果を優先させたい方を先にご使用ください。
はい、パッチテストで問題なければ、ご使用いただけます。
必ず、パッチテストを行い、問題のない場合は、赤みやかゆみがでない、ご自身の肌に合った頻度でご使用ください。
ご使用いただくことは可能です。
ただし、紫外線対策が十分でない場合、レチノモイスチャーを使用した肌で紫外線に当たると、刺激性を感じる恐れがあります。
そのため、夜のご使用を推奨しています。
朝ご使用される場合は、紫外線対策(日焼け止め、帽子、日傘等)を徹底してください。
井上が語る開発秘話
- アースケア初のレチノール誘導体配合美容液をつくった理由
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美容成分の効果を実感したことから始まった
私は、もともと「美容成分には大きな効果はない」と考えていました。というのも、化粧品に配合する美容成分は、角層までしか作用させてはいけません。角層は、たった0.02㎜という薄さで、しかも“死んだ細胞”です。だから、毛細血管も通っておらず、損傷しても血が出ません。
そんな「死んだ細胞」に美容成分を使っても、何も機能しないので意味がないだろう──。ずっとそう思っていたため、必要最低限しか使っていませんでした。しかし、2024年に発売した『薬用メディフェクトゲル』の開発を通して、その考えが大きく覆りました。
『薬用メディフェクトゲル』は、アクアテクトゲルよりも高い保湿力を目指して開発しました。手前みそになりますが、アクアテクトゲルは不足した水分と油分を適切に同時に補給するという処方、25年の知見によりさまざまな肌に合った使用方法が確立されています。そのため、さらに保湿力を上げるとなると保湿成分の配合しか道は残されていませんでした。そのためには、どうしても保湿美容成分を配合する必要がありました。正直言って、メディフェクトゲルは、あまり期待せずに開発に着手しました。
それでも、やるからには最善を尽くして、多くのエビデンスを参照して、その中から保湿効果の高い成分を高配合した試作を何度も自分の肌で試しました。
その結果、期待以上の保湿効果を獲得することができました。アクアテクトゲルを使って一時的に肌が潤うものの、2時間程度で乾燥する角層の薄い方や仕事の関係で塗り直しが出来ない方から、うれしいお声をいただいています。
また、アクアテクトゲルの後にうまくメイクできなかった方から、メディフェクトゲルに変えたらすんなりメイクできるという予想外のお声もいただきました。また、シミやそばかすに関するお悩みも多くいただいていました。そこで、薬用メディフェクトゲルの経験を活かし、美白美容液『薬用シルキーホワイトエッセンス』も誕生しました。
そして次に注目したのが、多くのお客様から質問やご要望をいただいていた「レチノール」です。レチノールとは?
レチノールとは、ビタミンAの一種です。肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促し、なめらかな肌をつくる効果が期待されています。
その働きによって、シミや色ムラなどの色素沈着、乾燥による小じわ・ハリ不足、毛穴の詰まりなど、幅広い悩みにアプローチできることが報告されています。正直なところ、私も最初は「本当にそんな効果が発揮できる成分があるのか?」と半信半疑でした。そこで、早速レチノール配合の市販化粧品を試してみたところ──確かに、肌表面がつるつるして均一になった実感がありました。
(※個人の感想です。)
「効果は本当だったのか!」と感動したのも束の間、すぐに大きな壁にぶつかります。レチノールを試して直面した大きな壁
ある日、いつものように市販のレチノールを塗った瞬間、顔に激痛が走りました。
「このまま放置したらどうなるんだろう?」という興味が一瞬湧いたものの、あまりの痛みに、すぐに洗い流しました。しかし、洗い流しても痛みは消えません。アクアテクトゲルでたっぷり保湿して様子を見ていましたが、しばらくは痛みと赤みが続きました。レチノールが肌をなめらかに整える力を実感したものの、それ以上に刺激が強いという大きな課題を感じました。
そこで、「美容効果を維持しながら、私のように敏感肌でも、安心して毎日のケアに取り入れられるレチノールはつくれないのか?」
そう考え、開発がスタートしました。「効果を発揮しながら、刺激を抑える」という難題
美容成分の効果は、「成分 × 配合量」で決まります。
まず成分についてですが、ひと口に「レチノール」と言っても、実はいくつも種類があります。どのレチノール成分にも共通しているのは、効果と刺激性が比例するという性質です。
つまり──効果が高い成分ほど、刺激性も強い。どれほど効果が高くても、肌を傷つけてしまっては本末転倒です。バリア機能が低下し、乾燥を招き、さらに紫外線の影響も受けやすくなり、キレイな肌から遠ざかってしまいます。
そこで、刺激性が比較的低く、かつ人の肌での効果がエビデンスとして認められている「レチノイン酸ヒドロキシピナコロン(以後、HPR)」を採用しました。HPRを選んだ3つの理由
理由1:高い安定性で、効果が低下しにくい
レチノールは不安定な成分で、空気・光・熱に弱く、すぐに劣化してしまいます。成分が劣化すると、使う頃には期待していた効果が減少してしまう恐れもあります。
一方、レチノール誘導体であるHPRは、安定性が高く、効果を保ちやすいという特徴があります。さらにレチノモイスチャーでは、1回分ずつの個包装を採用しています。
開封する瞬間まで空気に触れないため、レチノールが劣化することなく、安定した効果を肌に届けることができます。理由2:効率的に効果を発揮する
レチノールは、肌に取り込まれるときに「レチノール → レチナール → レチノイン酸(効果を発揮する形)」と変化する必要があります。この「変化の過程」で肌が刺激を受けることがあります。一方、HPRは変化する必要がありません。肌に届いた分だけ、そのまま効果を発揮します。
そのため、通常のレチノールよりも効率よく働きます。理由3:刺激性が低い
レチノールは、紫外線の刺激に弱いことで知られています。紫外線に当たると赤みや皮むけが起きることがあり、これを「光毒性」と言います。
HPRは光毒性が低いため、乾燥肌・敏感肌の方でも取り入れやすい成分です。刺激が低い理由は以下のとおりです。
・安定性が高い
・変化せずに効果を発揮する
・光毒性が低い
※もちろん、すべての方に刺激が出ないというわけではありません。HPRの配合量
次に、配合量の話です。美容成分は一般的に、「高配合の方が効く」と思われていますが、実はそう単純ではありません。
肌はスポンジのように、一度に吸収できる量が決まっています。あふれた美容成分は効果を発揮せず、むしろレチノールは、配合量が多いほど刺激性が上がります。
つまり──効果は出ないのに刺激だけ上がるという最悪の事態になります。そこでレチノモイスチャーでは、効果を発揮し、かつ刺激を最小限に抑えられる「1%」を採用しました。
さらに、乾燥肌や敏感肌の方でも使いやすいよう、薬用メディフェクトゲルでも配合されている「イノシトール」「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合しています。余計な成分は入れない
試作品や他社商品を使っていると、同じ成分・同じ配合量でも刺激を感じることがありました。調べてみると、HPR以外にもペプチドなど、多くの美容成分が配合されている場合がありました。
その経験から、レチノールと似た効果を持つ成分を複数配合することで刺激を感じる可能性が高いと分かりました。
そのため、レチノモイスチャーには、似通った美容成分をあえて配合していません。第三者機関のテストをクリア
レチノモイスチャーは第三者機関で、「24時間閉塞パッチテスト」「スティンギングテスト」を実施しています。
(※もちろん、すべての方にアレルギーや刺激が出ないわけではありません。)スティンギングテストとは、「特に敏感な人に塗布し、ピリつき・刺激の有無を確認する試験」です。今回は、”敏感肌の中でも刺激を感じやすい人”12名が対象でした。
結果は──
・2名:全く刺激なし
・5名:ごくわずかに刺激を感じる
・5名:刺激を感じる
という結果でした。結果からわかるとおり、肌の状態や超敏感肌の方は刺激を感じる場合があります。使用前には必ずパッチテストをお願いいたします。
最近では、「赤み・皮むけは効いている証拠」と案内しているレチノール商品もありますが、それは間違いです。
赤みや皮むけは、肌がダメージを受けているサインです。
レチノモイスチャーも、肌質や状態によっては赤みが出る場合があります。だからこそ必ずパッチテストを行い、肌に合うかどうかを確認してからご使用ください。
パッチテストの方法はこちら>>>社員とコラボレーターでも使ってみました
アースケア社員6名全員で刺激性をチェックしました。
私、岡田、尾嶋、井上(華鈴)の4名は、問題なく毎日使用できました。
一方で、稲谷は「痛みはないが赤みが出る」、古市は「汗をかいたときだけピリつく」と感じました。そこで使用頻度を 2~3日に1回 に調整すると、問題なく使用できました。
この経験から、敏感肌の方でも“使い方次第”で問題なく使える可能性が高いと考えました。この考えが正しいかを確かめるため、34名のコラボレーターにも協力していただきました。
やはり、稲谷・古市と同じように刺激を感じる方はいましたが、頻度を調整することで問題なく使用できたという声をいただきました。これらの結果から、敏感肌・乾燥肌でも“自分に合った頻度さえ守れば”安心して使えると確信が持てました。
最も効果的な使い方
今まで私は、商品はもちろんのこと、使用方法にもこだわってきました。
それは私が、商品を販売することを目的としているのではなく、効果を得られる正しい方法で使用いただき、みなさんの課題を解決することを目的としているためです。
レチノモイスチャーは、自分に合った頻度で使用することが最も効果的な使い方です。
パッチテストで問題ないことを確認した後、最初の3包は3日置きに使用してください。
その後、肌の状態を観察しながら、使用間隔を短くしていきます。効果を実感し、肌への刺激は感じない使用間隔を見つけて、使用を続けることで効果だけを実感することができます。
また、併せて保湿ケアと紫外線ケアは徹底してください。
乾燥・炎症状態の肌は、レチノモイスチャーの刺激を感じやすくなり、効果を発揮しにくくなってしまいます。最後に
今回ご紹介したレチノモイスチャーは、アースケアにとって大きな挑戦です。
冒頭にも言いましたが、今までは、美容効果を重要視せず、安全性を第一に考えて商品開発を行ってきました。
でも、美容成分に効果を見出し、たとえ刺激がある成分でも、うまくコントロールすれば、健康肌作りができる。
この考えがウキウキメイトの皆さんにとって、今まで以上のメリットと感じていただけるのか?受け入れていただけるのか?
その結果によって、私たちの商品開発の方向性を決めたいと思います。もし、レチノモイスチャーを使用している方、興味のある方がおられましたら、しっかりとあなたの肌に合った使い方でデメリットをコントロールしてください。
そうすれば、きっと美容効果だけを発揮できるはずです。
もちろん、分からないこと、不安なことがあれば遠慮なくお問い合わせください。
これからもあなたの健康肌づくりのお役に立てることを願っております。井上龍弥