7月12日(金)20時~ 開発者・代表の井上、稲谷、尾嶋出演!

実は、一般的に言われる毛穴ケアには、間違いがたくさんあります。
誤解したままケアをすると、毛穴の開き・角栓・黒ずみを悪化させてしまいます。
そこで、今回のライブでは、「正しい毛穴対策」を徹底解説します。
ダブルクレンジングゲルを使用した毛穴ケア方法もご紹介します^^

  • 毛穴が大きく見える本当の理由
  • 角栓がなくならいのは、なぜ?
  • ダブルクレンジングゲルを使用した毛穴ケア方法
  • ダブルクレンジングゲルの開発秘話 など

リアルタイムでの参加が難しい場や、ライブ終了後は、アーカイブでご覧いただけます。
みなさまとお話できるのを楽しみにしております(*^-^*)

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ダブルクレンジングゲル開発秘話

極度の敏感肌・乾燥肌でも使える洗顔料

肌が突っ張る、その後、白い粉のようなものが吹き出てくる、最後は、赤くなってかゆくなる…

これは、すべて私自身のことです。私は極度の敏感肌で、通常の洗顔料を使うと、このような悲惨な状況になります。

散髪屋さんに行って、顔そりなんかしてもらうと、あごの辺りから必ず血が出てきます。事前に「ひげをそる時には注意してください」と、言っているにもかかわらずです。その後、2~3日ヒリヒリが続きます。散髪屋さんが、ヘタクソなわけではありません。どうやら私の肌が弱いだけでなく、肌の厚みが薄いらしいのです。

物心ついた幼少期から、ずっとこの敏感肌に悩まされてきました。

でも、改善方法も分からず、「生まれつきの敏感肌だから仕方がない」と諦めていました。

そんな肌質の私が、紆余曲折を経て、化粧品に携わる仕事をすることになりました。そして、私と同じ悩みを抱えている方(極度の敏感肌)から多くの相談を受けました。

 

「しっかりと洗顔・メイク落としができて、刺激の少ない洗顔料が欲しい」これが、私を含む極度の敏感肌の方からの願いでした。

世の中になければ、自分で作る

アクアテクトゲルを開発した時に、感じた「世の中になければ、自分で作る」という気持ちがムクムクと起き上がってきました。そこで、洗顔料について勉強をするとともに、いろいろな洗顔料を取り寄せてテストを重ねました。

その中で一つの結論にたどり着きました。

「敏感肌の方は、できるだけ肌に刺激を与えないようにしなければならない」

こう書くと、当たり前すぎるほど当たり前です。

でも、私たちは肌への刺激について、分かっているようで、意外に分かっていません。お恥ずかしい話ですが、私自身、敏感肌に悩んでいたにもかかわらず、あまり気にしませんでした。

実は、洗顔そのものが敏感肌への刺激になる

 

あまり意識されることはありませんが、洗顔をすることは敏感肌への刺激になります。

それまで、私はゴシゴシと顔を洗っていました。肌がキュッキュッとするぐらい洗うことが、正しいと思っていました。

でも、顔をこすると少なからず、摩擦が起きます。摩擦は、敏感肌への刺激になります。

特に私のように敏感肌であり、肌が薄い方にとって摩擦は大敵です。顔をポリポリかくことも、敏感肌にとっては刺激になります。

そして、この刺激が積み重なって、乾燥やかゆみ、赤み、毛穴の開き、シミなどの様々な肌トラブルを引き起こします。

洗顔による敏感肌への刺激を減らすには?

 

だから、私は、「肌に刺激を与える機会を減らせないか?」と考えました。

 

女性にとって、洗顔というのは2つの目的があります。

まず、「メイクを落とす」こと。次に、「肌についた汚れを落とす」こと。一般的に、まずはクレンジングをメイクになじませます。次に、肌についた汚れと、メイクとなじんだクレンジングを洗顔料で落とします。

このように、通常の洗顔は最低2回、顔を洗う必要があります。言い方を変えれば、顔の汚れを落とすために必ず2度、肌に刺激を与えています。

 

そこで私は、「洗顔とメイク落としを一度に済ますことができないか?」と、考えました。「そうすれば、洗顔をするときの刺激が半分になるのでは?」という単純な発想です。

【たくさんの種類の洗顔料を使うこと】と【肌の汚れ、皮脂やメイクの汚れがしっかりと落ちる】ことは別問題です。

肌の保湿に、化粧水や乳液、クリームなどの複数種類の化粧品が必要だと考えられていることに疑問を持ち、アクアテクトゲルを開発しました。

洗顔料の開発過程でも、メイク落としと洗顔料が分かれていることに、疑問を持ちました。

また、私自身があれもこれも使うのは面倒くさいので、1度で済んだ方が便利だと感じました。

今でこそ「ダブル洗顔不要の洗顔料」はありますが、私が開発に取り掛かった2000年ごろは、ダブル洗顔不要という考えはまったくありませんでした。

 

こうして私は、今でいうダブル洗顔不要の洗顔料を作ることを開発目標のひとつにしました。

洗浄力による敏感肌への刺激を減らすには?


次に、「洗浄力は必要以上に強くせずに、でも、メイク料はしっかりと落とせないか?」を考えました。

 

と言うのも、洗浄力が強すぎると、本来、肌を外界の刺激から守ってくれる皮脂までも落とすことになります。これは、肌にとって悪影響を及ぼします。

確かに、強い洗浄力だとすっきりして気持ちいいように感じますが、皮脂を落としすぎると肌は無防備な状態になります。無防備な状態は、外界からの刺激に弱くなり、その結果、肌トラブルを引き起こします。

また、肌が突っ張るほどの洗浄力は、敏感肌にとって刺激になります。

だから、「洗浄力はあくまでも、肌についた汚れや、余分な皮脂を洗い流す程度」にすることを決めました。

そして、「メイク料は、しっかりと落とせる機能を持たせる」ことにしました。

メイク料というのは、肌にとって異物以外の何者でもありません。肌のことだけを考えると、メイクはしない方が肌にはいいのです。

でも、そういうわけにはいきませんよね。特に外出する際は、紫外線から肌を守るために日焼け止めが必要です。日焼け止めは、ウォータープルーフ機能があるものを使用しないとすぐに汗水で落ちてしまうため意味がありません。ウォータープルーフ機能のある日焼け止めを落とそうとすると、クレンジングが必要です。

また、メイクを落とす力が弱いとゴシゴシとこすってしまいます。すると、摩擦が起きて、肌に刺激を与えてしまいます。だから、しっかりとメイクや日焼け止めを落とせる機能を持たせることを決めました。

洗顔に不必要な『泡立ち』をそぎ落とす

処方そのものは、そんなに難しいことではありません。
『できるだけ刺激の少ない洗顔料と、メイク落としの原料』を選び出し、それを安定して維持すればいいのです。

ただ、原料を選ぶためにひたすらテストを繰り返す必要がありました。刺激の少ない原料で処方を組み、その後、実際に私が試す。

それで、ヒリヒリしたり、赤くなったりと刺激を感じれば、やり直し。刺激を感じなければ、今度はメイクをしている女性スタッフに試してもらう。

書くのは簡単ですが、実際は大変でした。

まず、「私が刺激を感じない」というハードルが、予想以上に高かったのです。原料には刺激が少ないものでも、私が使うとヒリヒリします。「自分は本当は敏感肌じゃなくて、何かの病気なんじゃないか??」と、何度も思いました。

そうして何十回と試して、私の肌でも刺激を感じない試作品が、ようやくできました。大喜びしてスタッフに試してもらうと、「洗顔はいいのに、メイク落ちがイマイチ!」なんてことも。やはり、メイク落としと洗顔をひとつにするのは、一筋縄ではいきません。

そこで、私は、仮説を立てました。

「2つの効果を1つにするためには、洗顔に不要なものを徹底的に排除する必要があるのでは?」と。

つまり、「余計な成分を完全に排除して、その分、メイク落としの効果がある成分を配合すればいいのでは」と考えました。

基本的に、私は化粧品を開発する際に、可能な限り、目的以外の要素をそぎ落として、できるだけシンプルな構成にします。そのほうが、単純に、効果が高まるからです。

世の中には、本来の効果以外に『付加価値』をつける化粧品がたくさんあります。一見、便利でお得に見える付加価値ですが、実際は本来の効果を弱めたり、肌の刺激になることがあります。

そのため、一般的に付加価値として使われる香料・着色料は排除していました。また、使用感をよくするためのアルコールなどの成分も配合していません。

 

でも、それだけではまだ足りません。

まだ、そぎ落とせるものがあるのではないか?

当たり前と思っているからこそ、見落としているものがあるのではないか?

 

そんなとき、ハッ!と気づいたのが『泡立ち』です。

一般的に、洗顔料はしっかり泡立てて使うのが主流です。実際に、当時の洗顔料は、ほとんど泡立てる必要がありました。
だから、泡立ちの効果に疑問を持つことがありませんでした。しかし、よく泡の効果を調べてみると、洗浄力とは全く関係ないことが分かりました。

泡の構造は風船と同じで、見た目は大きく見えますが、中は空洞です。化粧品の泡も同じで、うすい輪郭部分が洗浄成分で、中はからっぽです。そのため、泡に含まれる洗浄成分の量は微量となり、メイクを落とすには洗浄力が弱すぎます。強くしようとすると、高い洗浄力のある成分を配合する必要があります。そうすると、肌への刺激が心配です。

また、『泡が毛穴に入って、汚れをかき出すような表現』をしている洗顔料もありますが、泡はやわらかい上に、毛穴より大きいので中に入れません。これは、あくまでイメージで、本来、泡は毛穴の中の汚れをかき出すような働きをしません。

泡立ちをよくするためには、主に、『界面活性剤』という成分が使われます。有名な界面活性剤の効果は、化粧品作りに不可欠な『水分と油分を混ぜるもの』ですが、それ以外にも、『泡立ちをよくする効果』もあります。

この泡立ちをよくする界面活性剤を配合すれば、簡単に壊れにくい泡を生み出すことができます。

よく泡立てた洗顔料を手のひらに乗せて、「ひっくり返しても泡が落ちない」と宣伝している洗顔料がありますが、界面活性剤をたくさん配合すれば簡単に作れます。

だからと言って、汚れが落ちるわけではありません。

さらに、「泡はクッションの働きをして肌に優しい」というのも嘘でした。泡は非常にもろく、洗顔時の指が肌に触れる力に耐えることができません。そのため、クッションの働きをすることはありません。

このように泡について調べるほど、「洗顔料に、泡は必要ない」ことが分かってきました。

冷静に考えると当たり前です。

 

スキンケアの中で、一番落としにくい汚れはメイクです。もし、泡そのものに汚れを落とす効果があるなら、メイク落としも泡立てた方が良いことになります。でも、泡立てるメイク落としはありません。

 

「泡で汚れが落ちる」は、事実ではなくイメージだったのです。これを知ったとき、「今までの面倒な泡立て作業は、すべて無駄だったのか…」とがっかりしました。

ちなみに、この泡立て作業を簡単にするために、最初から泡の状態で出てくる洗顔料がありますが、そのためには、洗顔料にたくさん水を配合する必要があります。その分、容量が大きくなり、重くなって、さらに無駄が増えます。

泡立ちに効果がないことが分かり、泡立ち成分を排除した分、メイク落とし効果を持たせることができました。

形状はやっぱり肌にやさしい「ゲル」

形状は、アクアテクトゲルと同じ形状の肌への刺激を軽減する「ゲル」を採用しました。ゲルにすることで、クレンジング・洗顔する際の摩擦を軽減してくれます。

その上、洗顔時に水分を混ぜることで洗浄力が調整しやすくなりました。泡立てる必要もなく、塗り広げ、洗い流すだけで、クレンジング・洗顔が完了します。

泡立たないことに驚かれることも多いですが、クレンジング・洗顔としてしっかり機能するのでご安心ください。

完成!敏感肌に特化したダブルクレンジングゲル

 
  • 1本でクレンジングと洗顔が可能
  • ダブル洗顔不要で、肌への刺激が半分になる
  • ゲルの形状が肌への摩擦を軽減
  • 敏感肌・乾燥肌でも安心して使用いただけるマイルドな洗浄力

敏感肌に特化した洗顔料ができました。

また、4つの安全性テストもクリアしました。お子様から敏感肌やニキビ肌も、安心してお使いいただけます。

  • ノンコメドジェニックテスト済み
  • スティンギングテスト済み
  • 24時間閉塞パッチテスト済み
  • アレルギーテスト済み

※すべての方に皮膚刺激や皮膚トラブルが起こらない、ニキビの元となるコメドができないということではありません。

 

もし、私のように「洗顔後に肌のつっぱり、かさつきを感じる」という乾燥肌の方、「洗顔後に肌が赤くなる・ひりひりする」という敏感肌の方は、是非一度お試しください。

スキンケアというと、肌に与える「保湿ケア」にばかり目がいきます。

しかし、一生懸命保湿ケアしても、肌がうるおわない、良くならない方がいらっしゃいます。

その場合、以前の私のように、「クレンジング・洗顔がもたらす刺激について、考えたことがなかった!」という声が多いです。

保湿の前段階のクレンジング・洗顔で洗いすぎて肌に刺激を与えてしまうと、いくら保湿してもうるおいで満たされた肌に近づくことができません。

今より健やかで美しい肌を実現したい方は、ぜひダブルクレンジングゲルで、健康肌への第一歩を踏み出してください。

株式会社アースケア
井上龍弥