粉吹き36人と、つっぱり19人。この2つの数字をそのまま比べてはいけない理由
同じ『乾燥の悩み』に見えても、数字は同じ条件ではありません
粉吹きは36人、つっぱりは19人。数字だけを見ると、つい『どちらが多いのだろう』と比べたくなります。けれど、この2つは数え方の条件が違います。今回の非公開テストでは、数字の大きさではなく、誰を分母にした集計なのかまで正しく伝えられるかを確かめました。なお、使ったのは合成データであり、実際のお客様の傾向を示すものではありません。
確かめたかったのは、数字の大小ではなく『読み方』です
100人全体から数えた結果と、その中の特定の条件に当てはまる人だけを数えた結果。この2つを混同せず、観察できたことだけを分かりやすく示す。それが今回の目的です。
問いは2つです。期間内の最新回答で粉吹きが記録されていたか。そして、高乾燥群の最新回答でつっぱりが記録されていたか。この2つを別々に集計しました。
100人を、同じ期間・同じルールでそろえました
対象は、利用同意を確認した合成テストデータ100人分です。2026年7月20日から8月17日までの回答から、1人につき最も新しい回答だけを選びました。回答回数の多い人が結果に強く影響しないよう、集計単位を1人1回答にそろえています。
個人を追わず、小さすぎる集計も出しません
利用同意がないもの、対象外のデータ、期間外のもの、1人につき最新1件を除くものは集計から外しました。また、10人未満になる小さな集計は表示しません。個票や自由記述、識別子は記事や成果物に含めていません。
粉吹きは36人。分母は100人全体です
100人全体の最新回答を見ると、粉吹きが記録されていたのは36人でした。分子36人、分母100人、割合は36.0%です。ここで大切なのは、100人全員を分母にしていることです。
つっぱりは19人。こちらの分母は高乾燥群45人です
一方、高乾燥群に当てはまる45人の最新回答を見ると、つっぱりが記録されていたのは19人でした。分子19人、分母45人、割合は42.2%です。こちらは100人全体ではなく、高乾燥群だけを分母にした数字です。
ただし、今回の記事用データには『高乾燥群』の詳しい判定基準が含まれていません。分からない条件を推測で埋めず、ここは今後の確認事項として残します。
36.0%と42.2%は、そのまま比べられません
粉吹きの36.0%は100人全体、つっぱりの42.2%は高乾燥群45人が分母です。対象が違うため、42.2%のほうが多いとは言えません。同じ集団で起きた2つの症状の割合として扱うこともできません。
割合だけでなく『何人中の何人か』を添え、2つの集計を分けて見せる。この伝え方なら、数字だけが一人歩きするのを減らせるのではないか。今回のテストで確かめたい編集上のポイントです。
このテストで分かったこと、まだ分からないこと
今回分かったのは、条件の違う2つの集計を、分子・分母・割合と一緒に示せるということです。一方、データには意図的な分布が組み込まれているため、実際のお客様に粉吹きやつっぱりがどれくらいあるのか、なぜ起きるのか、どのケアが役立つのかは分かりません。
本稿は編集方法を確かめるための非公開原稿です。商品や成分の効果、治療、個人の診断については扱っていません。人による内容確認が終わるまで公開しません。
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